AI(アルゴリズム)のコンサルティング及びソリューションを提供する株式会社 ALGO ARTIS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永田 健太郎)は、このたび、東京大学未来ビジョン研究センター客員教授 / 株式会社 経営共創基盤 シニア・エグゼクティブ・フェロー / 株式会社西山研究所 代表取締役社長の西山 圭太氏が顧問に就任したことをお知らせします。
ALGO ARTISは「社会基盤の最適化」というコーポレートミッションのもとで、現場に「使える」AI(アルゴリズム)を提供するためにコンサルティング・デザイン・システムの力を駆使して優れた最適化AIを現場に導入し、継続的に価値を提供することを目指し事業を展開しております。
このたび、ALGO ARTIS の顧問に就任しました西山圭太氏は、行政官として電力システム改革、我が国産業の変革(産業再生機構、産業革新機構の創設)、アジア経済外交(現在のRCEPの先駆けとなるアジア経済連携構想、デリームンバイ産業大動脈構想)など、時代を画する幾つもの政策のイニシャティブをとった実績をお持ちです。また、経済産業省商務情報政策局長としてデジタル、データ分野の政策を担い、現在は東京大学未来ビジョン研究センターの客員教授や、株式会社経営共創基盤(IGPI)のシニア・エグゼクティブ・フェローとして活動するなど、長きにわたって日本の DX も牽引されています。
ALGO ARTIS は、西山圭太氏の顧問就任を受け、重厚長大産業の DX 化や持続可能な社会実現における課題解決に関するご助言をいただくことで、ソリューションの価値を高め、事業拡大を加速して参ります。
■ 東京大学未来ビジョン研究センター客員教授 西山 圭太氏 コメント
ALGO ARTIS は、最適化アルゴリズムの技術を活用し、複雑な運用計画業務の簡易化と計画そのものの経済性向上を行うことで、企業内のサイロ化した組織構造を再構築し、さらに企業を超えた社会最適な DX の実現にとって不可欠な存在となることを期待しています。
■ 株式会社 ALGO ARTIS コメント
代表取締役社長 永田 健太郎
ALGO ARTISは重厚長大産業に向けた運用計画の最適化ソリューションの提供から事業をスタートしましたが、最近ではより幅広い産業への適用が進み、さらに今後は経営レベルでの課題解決へとサービス・プロダクトを進化させていきます。これは当初からミッションとして掲げている「社会基盤の最適化」の具現化であり、まさにDXとその先にあるIX (industrial transformation)に他なりません。今後西山氏のDX・IXに関する高度な知見をお借りすることで「社会基盤の最適化」をより強力に推進していきます。
取締役会長 石坂 弘紀
ALGO ARTISは、最適化アルゴリズムを実運用することを通じて、産業全体の「最適化」という「革命」を牽引していきたいという「想い」から誕生しました。霞が関を起点に、あらゆる政策分野での「革命」を牽引されてこられた西山氏を顧問に迎えることによって、その「想い」を現実化してまいりたいと考えております。
取締役 / VPoE 武藤 悠輔
ALGO ARTIS は、最適化アルゴリズムが実際に業務で活用され続けることにこだわりを持ってプロダクト開発をしています。価値のあるものづくりを実現するためには、お客様の抱える運用計画策定業務の複雑性や後継者不足、DX における 2025 年の崖や持続可能性などの課題を正しく理解した上で、プロダクト戦略を検討する必要があると考えています。西山氏との議論を通して、本質的な課題の理解を深め、お客様が本当に価値を感じられるサービスの実現につなげてまいります。
リードアルゴリズムエンジニア 門脇大輔
それぞれの産業・企業にある個別の課題を最適化アルゴリズムで解決するとともに、個別の課題をつないで全体を最適とすることが重要だと考えています。西山氏との議論を通して、そこに革新的かつ具体的なアプローチを見い出したいと思っています。
■ 西山圭太氏プロフィール
1963年1月11日生まれ。1985年東京大学法学部卒業。同年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年オックスフォード大学(哲学・政治学・経済学コース)卒業。電力システム改革、産業再生、官民ファンド運営、アジア経済外交、地方創生などに携わる。2014年から東京電力ホールディングス株式会社で取締役などを務める。2018年から経済産業省商務情報政策局長としてデータ、デジタル分野の政策を主導。2020年7月退官。同年10月から東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。