『Optium』は、極めて複雑な運用計画に特化した計画最適化ソリューションです。従来のソリューションでは考慮しきれない運用上のあらゆる条件を取り込んだ上で、人では策定困難なレベルの高収益・低リスクな計画を自動で出力することができる点が特徴です。
今回、2022年に当ソリューションの運用を開始した関西電力、日本触媒の2社の導入推進担当者や計画実務担当者に、導入背景や活用方法、導入効果などについて話を伺いました。
関西電力 舞鶴発電所 担当者インタビュー
「燃料運用計画最適化ソリューションを開発 複雑な計画を非熟練者でも短時間で策定可能に」
石炭火力発電所における燃料運用は、これまで、経験豊富な熟練技術者に依存したスケジューリングを行っており、人手でのスケジュールの最適化には限界があるという課題がありました。そこでALGO ARTISは、熟練技術者の経験・ノウハウ・現場の複雑な運用ルールをAI(アルゴリズム)に組み込み、運用コストを最小化させる最適化ソリューションを開発しました。当ソリューションを導入した背景やその成果について話を聞きました。
https://www.algo-artis.com/case-posts-kansaidenryoku
日本触媒 姫路製造所 担当者インタビュー
「生産計画最適化ソリューションを開発 課題であった属人化の解消や在庫リスク抑制に寄与」
日本触媒が生産する高吸水性樹脂(以下、SAP)は、主に紙おむつなどに使われ、乳幼児向けや大人向けなどの用途に応じて吸水性や保水性が異なる多種多様な製品が存在します。それぞれ生産条件が異なるなか、切替の回数を抑制しつつ、需要変動に対応するための適正在庫を維持してバランスよく生産することが長年の課題でありました。また、従来これらの生産計画作成には、多大な労力がかかり、豊富な知識と経験が必要なため属人化も大きな課題でした。そこでALGO ARTISは、熟練者の経験・ノウハウ・実務上の複雑な運用ルールをAI(アルゴリズム)へ移植し、SAPの生産計画を最適化するソリューションを開発しました。当ソリューションを導入した背景やその成果について話を聞きました。
https://www.algo-artis.com/case-posts-nihonsyokubai
ALGO ARTISについて
ALGO ARTISは、「社会基盤の最適化」というコーポレートミッションのもと、社会基盤を支える現場の運用計画を独自のアルゴリズムによって最適化するAIソリューション『Optium』を開発・提供しております。生産や配船などの極めて複雑な運用環境にも適応可能な特殊なアルゴリズムと世界トップクラスの技術力を駆使して、人による計画策定では難しい高度な最適化を実現することで、現場の課題解決および劇的なコスト・リスク低減に貢献しています。さらには、一つ一つの現場にとどまらず組織の垣根を超えたサプライチェーン全体、そして企業の垣根を超えた社会基盤全体までを効率化することを目指して事業を展開しております。
▼ALGO ARTISの計画最適化ソリューション『Optium』の紹介動画
会社名:株式会社 ALGO ARTIS
所在地:東京都千代田区東神田2丁目8−16 401号
代表者:代表取締役社長 永田 健太郎
WEBサイト:https://www.algo-artis.com/
事業内容:AIを活用した最適化ソリューションの開発、運用
設立:2021年7月
お問合せ先:press@algo-artis.com