世界有数の競技プログラミングコンテストサイトであるAtCoder上で開催された「AtCoder Heuristic Contest 042」において、当社アルゴリズムエンジニアの井上(※)が3位、立松が5位、越智が15位、松尾が16位、浦上が19位に入賞いたしました。
AtCoder Heuristic Contestとは、最適解を求めることが困難な問題に対し、効率よく良い解を見つけることが求められるプログラミングコンテストです。
今回のコンテストでは、節分をテーマにして、グリッド上に配置された鬼を効率よく外に追い出す問題が出題され、世界中から1,027人が参加し腕を競いました。盤面上の福を外に出さないこと・鬼をできるだけまとめて外に追い出すように手順を組むことなどがポイントで、各参加者がさまざまな工夫を凝らしてアプローチをしました。
【入賞者のコメント】
井上:素直な貪欲で上位入賞できました。力不足でビームサーチにできなかったのは悔しいですが、社内で1位を取れたのは入社後はじめてで、嬉しいです。
立松:今回は様々な方針が考えられる面白い問題でした。結果として2回連続で1桁順位を取ることができたのはとてもうれしいです。
越智:引き続きコンテスト参加を通してアルゴリズムエンジニアとしての腕を磨いていきたいと思います。
松尾:前回は問題作成を担当しましたが、競技者としても上位入賞でき嬉しく思います。次回はより高い順位を目指したいと思います。
浦上:また好成績を残すことができて嬉しいです。より上位を目指す上ではまだまだ足りていないところがあると感じたので精進します。
【問題のビジュアライズ結果(立松の回答)】
グリッド状の盤面の行または列を1マスずつずらすことで、全ての福を盤面に残しつつ鬼を追い出すことが求められた。より短い手順で鬼を全て追い出すと高得点を得ることができる。
当社では、技術向上の観点から社員に対して定期的なコンテストへの参加を推奨しております。今後もコンテストを通して得られた知見を実際の問題にフィードバックし、真に現場で使い続けられるAI開発に努めてまいります。
※井上はアルバイトとしてALGO ARTISに所属しております。