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「AtCoder Heuristic Contest 043」にて当社アルゴリズムエンジニアが5位入賞しました
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2025.03.06
株式会社 ALGO ARTIS

世界有数の競技プログラミングコンテストサイトであるAtCoder上で開催された「AtCoder Heuristic Contest 043」において、当社アルゴリズムエンジニアの海野が5位に入賞しました。さらに、井上(※)が9位、石井(※)が10位、松尾が11位、北原(※)が15位、渡辺が20位と、上位20位に6名のメンバーがランクインする好成績をおさめました。

【コンテストの出題テーマ】

AtCoder Heuristic Contestとは、最適解を求めることが困難な問題に対し、効率よく良い解を見つけることが求められるプログラミングコンテストです。

今回のコンテストでは、グリッド状の都市の鉄道網を計画して駅と線路を配置し、収益を最大化することがテーマの問題が出題され、世界中から1,431人が参加し腕を競いました。莫大な組合せの中から、いかにして効率の良い駅と線路の配置やそれを建設する順番を求めることができるかという点がポイントで、各参加者がさまざまな工夫を凝らしてアプローチをしました。

【入賞者のコメント】

海野:ビームサーチ・焼きなまし法の両方の力を問われ、実装量も多く大変でしたが、どうにか入賞することができて嬉しいです。

井上:ビームサーチの評価関数を変更したら点数が上がったのが一番楽しかったです。焼きなましまでは手が回りませんでした。

石井:強豪がひしめく中で、上位に入れたことにとても満足しています。今後も引き続き頑張ります。

松尾:ビームサーチの評価関数の作り込みに注力しました。順位としては悪くないのですが、次回はさらに上を狙えるよう腕を磨きたいです。

北原:終盤に方針を変えて順位を上げることができました。今後は序盤の考察の精度を改善し、より上位を狙いたいです。

渡辺:大方針を外してしまって苦しい戦いだったのですが、粘って調整をして1ページ目に滑り込めてよかったです。次回はもっと良い成績が取れるように頑張ります。

青と赤の点が都市の住民の出発点・目的地を示している。各住民の出発点および目的地を線路でつながった駅でカバーできると収入が増える(緑色のマスが駅がカバーしている範囲を示している)。最終的な資金が最大になるように駅および線路を配置することが求められた。

【ALGO ARTISの取り組み】

当社では、技術向上の観点から社員に対して定期的なコンテストへの参加を推奨しております。今後もコンテストを通して得られた知見を実際の問題にフィードバックし、真に現場で使い続けられるAI開発に努めてまいります。

※井上、石井・北原はアルバイトとしてALGO ARTISに所属しております。

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