世界有数の競技プログラミングコンテストサイトであるAtCoder上で開催された「第二回マスターズ選手権」において、予選を勝ち抜いた50チームが参加するなか、当社アルゴリズムエンジニアの桐原、藤吉、渡辺のチームが準優勝しました。さらに浦上、立松、松尾のチームも4位入賞という好成績を収めました。
マスターズ選手権は、28歳以上を対象とした2〜3人チーム制のプログラミングコンテストです。最適解を求めることが困難な問題に対し、チームで協力しながら限られた時間内で効率的に良い解を見つけ出すことが求められます。
今回の出題テーマは、平面上に散らばったゴミを分別しながら回収するという設定。
6時間という限られた時間の中で、
・チームでどのようにタスクを分担して効率的に問題に取り組むか
・問題特有な効率の良い処理方法を見つけることができるか
などがポイントとなり、各チームが様々な工夫を凝らしてアプローチしました。
桐原:6時間にしては難しい問題でしたが、チームメイトに助けられて良い結果を出せて嬉しいです。方針相談やタスク分担をしたり、自分では実現できないようなアイデアをチームメンバーが形にしてくれたりといった、チーム戦ならではの戦い方ができ楽しかったです。
藤吉:チームメンバーの斬新なアイデアと安定した実装力が上手くかみ合って、良い結果につながったと感じています。
渡辺:チームメイトのおかげで良い成績を収めることができました! 3時間・4時間経過時点でのトップチームに配られる風船もいただくことができて、非常に嬉しかったです!
浦上:3人で力を合わせることで複雑なアルゴリズムを短時間で実装したり、解法を洗練させたりできるのがチーム戦の醍醐味だと思っていて、そこがうまくいったのでとても楽しかったです。欲を言えばより柔軟な発想や手数を出せるとよかったですが、それは次回大会への課題とします。
立松:チームメイトの力もあり、今年は入賞することができたのでうれしいです。来年はより上位を目指したいと思います。
松尾:松尾:普段のAHC(AtCoder Heuristic Contest)のような個の力だけでなく、チームとしての強さも示せたので嬉しく思います。手堅さだけでなくもっと柔軟なアイデアを出していけるよう、来年はチームとしてさらに戦略を練って臨めるよう頑張ります!
当社では、技術向上の観点から社員に対して定期的なコンテストへの参加を推奨しております。今後もコンテストを通して得られた知見を実際の問題にフィードバックし、真に現場で使い続けられるAI開発に努めてまいります。