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マルコフ連鎖による文字列生成問題で頂点へ|「AtCoder Heuristic Contest 047」にて当社アルゴリズムエンジニアが優勝・5位入賞
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2025.05.26
株式会社 ALGO ARTIS

世界有数の競技プログラミングコンテストサイトであるAtCoder上で開催された「AtCoder Heuristic Contest 047」において、当社アルゴリズムエンジニアの後出が優勝、松尾が5位に入賞しました。さらに、立松が7位、渡辺が11位、北原が14位、浦上が16位、木村が18位と上位20位に7名のメンバーがランクインする好成績をおさめました。

【コンテストの出題テーマ】

AtCoder Heuristic Contestとは、最適解を求めることが困難な問題に対し、限られた時間で効率よく良い解を見つけることが求められるプログラミングコンテストです。

世界中から1,068人が参加し腕を競った今回のコンテストでは、「欲しい文字列を高い確率で生成できる“マルコフ連鎖”による文字列生成機を構築すること」がテーマとして出題されました。

  • 文字列生成確率を賢く簡略化して求めること
  • 配点が大きい文字列を欠かさず作れるようにすること

などがポイントとなり、参加者たちはそれぞれ独自のアプローチで挑みました。

【入賞者のコメント】

後出(優勝):遂に初めての優勝を達成することができて感無量です!今回のコンテストでずっと目標にしていた赤コーダーまであと一歩となったため次回も高順位を取れるようがんばります!

松尾(5位):シンプルな問題設定ながら、軽量な評価関数近似・悪い局所解に陥らない工夫など考察すべきポイントが多く面白い問題でした。今年はここまで毎回上位20位にランクインできているので、この調子を維持して頑張りたいです。

立松(7位):今回は、過去の類題でも使われていたアイデアを基にして、うまく解法の改善を進めることができました。この調子で次回も頑張っていきたいです。

渡辺(11位):苦手な短期コンテストにしては良い順位を取れました。次回はより良い順位が取れるようにがんばります。

北原(14位):解の評価が難しく、最後まで苦戦しました。今後はもっと上位に入れるようにしたいです。

浦上(16位):探索・評価ともに単純なものだけではうまくいかない中、いいヒューリスティックを見つけられたと思います。得意な問題だっただけにもっとできたはずという悔しさもありますが、安定して高順位を取れていることは嬉しく思います。

木村(18位):評価関数を工夫して焼きなますことが重要な問題でした。短期コンテストで久しぶりに高順位を取ることができたので、今後も長期と同じくらい高順位を取れるよう頑張ります!

【ALGO ARTISの取り組み】

当社では、技術向上の観点から社員に対して定期的なコンテストへの参加を推奨しております。今後もコンテストを通して得られた知見を実際の問題にフィードバックし、真に現場で使い続けられるAI開発に努めてまいります。

※北原はアルバイトとしてALGO ARTISに所属しています。

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