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ランダムに動くロボットをどう守る?|競技プログラミングコンテスト「AHC050」で当社エンジニアが5位入賞
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2025.07.14
株式会社 ALGO ARTIS

世界有数の競技プログラミングコンテストサイトであるAtCoder上で開催された「AtCoder Heuristic Contest 050」(AHC050)において、当社アルゴリズムエンジニアの堀江が5位入賞しました。さらに、井上が7位、後出が9位、渡辺が11位、海野が15位と上位20位に5名のメンバーがランクインする好成績をおさめました。

【コンテストの出題テーマ】

AtCoder Heuristic Contestとは、最適解を求めることが困難な問題に対し、限られた時間で効率よく良い解を見つけることが求められるプログラミングコンテストです。

今回の「AHC050」には世界中から1,100人以上が参加。出題されたのは、ランダムに動くロボットを守りながら、できるだけ長く生存させて賞金を稼ぐという問題です。

プレイヤーは、岩をどの順番で・どのマスに置くかをあらかじめ決定。ロボットは毎ターンランダムな方向に直進し、その後に岩が1つ配置されます。もしその場所にロボットがいれば潰れてしまい終了。いなければ1円の賞金が加算されます。

  • どのように岩を置けばロボットが特定の少ないマスに集まるか
  • いかにしてロボットが抜け出せない構造を作るか

といった工夫が求められる問題であり、参加者たちはそれぞれ独自のアプローチで挑みました。

【入賞者のコメント】

堀江(5位):強い貪欲解法を活用することで、今年初めて1桁順位を取ることができました。コンテスト終盤で順位が大幅に下がったので、次回からは最後まで失速しないように走り切りたいです。

井上(7位):久しぶりに1桁順位を取ることができました。最終盤に気がついて解法に盛り込めないアイディアもあり悔しいです。引き続き頑張ります。

後出(9位):遂に赤コーダーになることができました!強い貪欲解法を実装すると人間では考えられないほど綺麗な答えが出てきて面白かったです。

渡辺(11位):実行結果をビジュアライズしてみることで色々なアイデアを考えられる非常に面白い問題でした。次回のAHCも良い順位を取れるように頑張ります。

海野(15位):壁にぶつかるまで直進するのはよくある設定ですが、「ロボットが潰れる」という要素が足されることで見たことのない問題設定でした。非常に面白かったです。

【ALGO ARTISの取り組み】

当社では、技術向上の観点から社員に対して定期的なコンテストへの参加を推奨しております。今後もコンテストを通して得られた知見を実際の問題にフィードバックし、真に現場で使い続けられるAI開発に努めてまいります。

※堀江と井上はアルバイトとしてALGO ARTISに所属しています

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