国内屈指の製紙メーカーである日本製紙では、紙やパルプといった製品を生産するための原材料である木材チップの約7割を海外から輸入しています。輸入先は世界各地にわたり、大型貨物船を10数隻使って輸送していますが、これまで配船計画を作成にするには、配船担当者が関係各所とやり取りした内容や、歴代担当者から長年継承されてきた経験則などを頼りに、手作業で一つひとつ組み立ててきました。しかしシステムの刷新に伴いALGO ARTISのAIによる配船計画最適化システムを導入することに。導入までの流れや実際に利用してみての感想や成果などを、担当者に聞きました。